1年間の「ジョブ発見プログラム」とは?
新入社員は「ジョブ発見プログラム」として、入社後1年間は正式配属せずに社内にある全部署での研修があります。
これにより本当の“やりがい”を見付けてもらい、1年後、社長との最終面談で、希望する部署への配属となります。
三明グループの3社(三明電子産業株式会社、株式会社三明、三明機工株式会社)の新入社員が、3社を回って研修します。
株式会社三明ではビジネスマナー研修や営業同行、三明機工ではロボットシステムや設備とりまとめについて研修を行います。
これにより、グループ全体の業務の流れが分かるほか、グループ全体の先輩や同期との人脈ができ、その後の仕事がスムーズに進めやすくなるメリットがあります。
年齢の近い先輩がついて教えてくれます。そうして、社内の全部署の先輩社員との絆ができます。当社には新入社員を皆で育てていこうという雰囲気があります。
主に産業用ロボットのソフトウェアを設計します。
他のグループよりも扱う分野が幅広く、柔軟な対応が求められます。
制御盤の構造設計をお客様のご要望に沿ってハード設計したり、 半導体に使われるMEMS設計(ナノの移動の設計)を行います。
イカ釣り機・サーボドラバをはじめとする自社製品の開発や、 OEMの基盤設計を行います。0を1にする仕事です。
開発グループで開発したものを形にしていくグループです。
手のひらサイズの小さなサーボドライバから、全自動イカ釣り機のような大きな製品まで扱っています。
技術、精機システムグループで開発したものを形にしていくグループです。 大きい製品を主に扱っています。
電気品を入れる箱を作るグループです。
板金・および塗装設備を持つ製造メーカーは非常に珍しいです。
総務の仕事をはじめ、営業や仕入先との窓口となったり、 物流を管理しています。
当社ではこのように1年間の研修を通して自分の適性を見極めてもらい、1年後、社長と再度しっかり面談をし、なるべく本人の希望を尊重して配属します。
新人研修では、設計、製造、検査、物流、板金、業務と各部署を回らせていただきました。その中で各部署の仕事内容や部署間の繋がりを学び、ものづくりの流れを知ることが出来ました。分からないことだらけで苦労しましたが、点と点が繋がる瞬間が多くあり、充実した1年でした。また様々なことを経験することで自分が今後どういうことをしていきたいかも考えることに繋がり、将来のビジョンを描く事こともできました。
社会人として、モノづくりに携わる者としての基礎を1年掛けて学ぶことができ、今後、どの分野を深く学ぶにも必ず役に立つと感じています。
期初に部署別に「教育訓練計画書」を作成します。主には自部門で必要な技量、技能を中心に技師やベテラン社員が行う社内勉強会や外部の講習会、セミナーへの参加などを年間計画表として作成して実行しています。特に生産部門では社内検定制度として製造3要素(ねじ締め、ハンダ、圧着)の取得が必須となっています。
また職務上必要な技能取得と言う事で国家資格「技能検定」へのチャレンジも推進しています。
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