担当業務:制御盤塗装

制御盤塗装

社内で製作される制御盤の、筐体塗装までできるのも、当社の強み。塗装の良し悪しで第一印象だけでなく、保護機能(風雨や紫外線からの保護、防錆など)にまで影響があるため、制御盤筐体の、強さと美しさは「塗装」で決まると言っても過言ではありません。
クオリティの高い塗装で、当社で塗装した制御盤がメディア出演したりなど、多く企業で評価されています。

社員

塗装の目的は、美しさのためだけじゃない。

私は社内で製作される制御盤の筐体塗装を担当しています。塗装の目的として「保護」「美観」「機能」があり、特に「美観」はお客さまの第一印象の決め手となります。
塗装チームでは、一人ひとりが前処理作業から塗装作業において一定以上のレベルで行っています。チーム全員で共通の目的を持ってやることで連帯感が生まれます。そのため、「ワークシェアリング」や、すぐに「報連相」できる環境が整っていると感じます。また、吹き手(塗装者)により出来栄えが左右する職人気質な仕事です。一人ひとりが「主役」であり、確かな技術と自信を持った職人によるチームです。 私たちの技術が社内製品の品質を支えています。

プロジェクトの流れ

塗装の前にまず、様々な前処理を確実に行うことが重要です。前処理には「サンディング」「脱脂」「パテ付け」「剥離」などの工程があり、こういった前処理がその後の塗装の仕上がりに大きく影響するので、細かな傷やへこみなど、細部に注意を払っています。いくつもの前処理を経ていよいよ塗装工程です。塗装ブースで吹付け塗装をし、窯で焼いたら、最後にチーム内での外観チェック等をして完了となります。

1日の仕事の流れ

全員でミーティングをして一日の予定を確認します。まずは全員で塗装するものをライン掛けします。そこから塗装する人(2人)と、前処理をする人(その他)に分かれ作業します。午前の終わりと午後の終わりには塗ったものを検査しながらラインから下していきます。
吊りきれなかったものは追加で午後のはじめにライン掛けしています。塗装する人はできるだけ多く塗る、前処理をする人は塗装がスムーズにできるよう、段取りをする、ということを目標にして作業しています。

仕事のやりがい・面白み

良くも悪くも、自分の技術力が塗りあがった製品の仕上がりに影響します。経験や知識を積むほど、良い仕上がりになるのはこの仕事の面白いところだと言えます。良い仕上がりの時は自分もうれしいですし、達成感を味わうことができます。

社員

心掛けていること

向上心を絶やさないということ。ミスをしてしまったとしてもなぜミスしてしまったのか?と自分と向き合い原因を追究して同じミスを起こさないようにする。その為には「常に考えて仕事する」ということだと思います。そうすればおのずと自分自身をレベルアップさせることができます。

入社を決めた理由

私は学生の頃から「ものづくり」に興味があり、自分が作ったものが世に出るということに魅力を感じていました。また、私の大学は関東でしたが、地元の静岡で働きたいという思いがありました。また、新入社員研修の期間が一年間という充実した教育を行っている点も入社を決めた理由です。

当社の良いところ

設計から製造、検査まで一貫してものづくりを行っているところが当社の強みです。私が知っている板金の協力工場は板金工場と塗装工場が離れており、運搬に苦労していると聞いたので、自社では効率よく作業できていると感じます。

社員
社員

将来の目標

一人前を目指し、周りから信頼される技術とプライドを持った匠な職人になれるよう、日々精進していきます。また、自分の身につけた技術を後輩たちに伝承していきたいです。

就活生へのアドバイス

説明会、工場見学などで自分なりに何かを掴んでみてください。(仕方のないことですが)学生の頃は頭でっかちになりがちです。広い視野で多面的に物事を見る力をつける、客観的な自己分析をすることが今の時期にできることだと思うので参考にしてみてください。「やりがい」を持って働きたい、知識はないけど「やる気」はあるという方、一緒に働きませんか?

三明電子産業で作りたい未来

“工場や設備を大きくし、これまでは出来なかった仕事に挑戦できるようにしたい
												   そのために・・・
●周りから信頼される技術とプライドをもった匠な職人になれるよう精進する。
●自分の身に着けた技術を後輩に伝承したくさんの後継者をつくる。

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